2011年5月 スタッフブログ一覧
2011年5月28日
四国一周クルージングの旅 秋津洲便り
2011年5月28日(土) 秋津洲Ⅱ様
5月25日
3日間お世話になった八幡浜港をAM8:00出港しました。
八幡浜では銭湯及びコインランドリーが隣り合わせで、公共岸壁から徒歩15分の距離にあり、コンビニやスーパーも同じくらいのところにあってとても便利なところで、すぐ近くには「じゃこてん」のメーカーもあり、揚げたての「じゃこてん」がおいしくいただけます。
また、B級グルメ?の「八幡浜ちゃんぽん」のおいしい店もたくさんあって、居心地のよい港でした。
本日からまたシングルハンドになりましたが、約2時間の航海で三瓶港に入港し、港最奥部の町営桟橋に横付け出来ました。
みなと付近には、スーパー2軒、銀行2件とにぎやかそうですが、とてもコンパクトな街でした。
5月27日
天気(台風)が気になります。
ここ三瓶は静かな港ですが、湾口が南西方向に開けており、台風をやり過ごすにはやや不安がありますので、宇和島に向かうこととしました。
AM6:30三瓶出港。
港外は東の風が強く、岬をかわして宇和島にコースをとると、真上りとなり、波にたたかれて艇速が半分程度まで下がってしまいましたが、約3時間の我慢をし、PM12:00宇和島に入航しました。
八幡浜のヨット乗りの情報どおり、「みなとオアシス」の浮桟橋に向かいましたが、漁船や作業船で満杯状態でとても割り込む余地はありません。
しかたなく、港内を回っていると埋め立て工事中の岸壁があり、強硬横付けしました。
工事中もタグボートの船長にきいたところ、「ここは台船2杯をつける予定だが、その場所さえ開けてくれれば問題ない」とのことで安心しました。
ここは、港内西側を曳き波が少し入るくらいで、どちらの風でも波はほとんど入らないようで、西風が長く続くと西からの波が回り込みそうですが大したことはなさそうです。
5月28日
朝から一応の荒天準備です。
フェンダーをありったけぶら下げ、もやいロープを太いものに交換し作業完了。
後はお祈りするだけです。
台風の予想進路は四国南を通るようで、キャビンの雨漏りが気になります。
2011年5月25日
四国一周クルージングの旅 秋津洲便り
2011年5月25日(水) 秋津洲Ⅱ様
5月22日
朝目が覚めると昨日まで港内を吹きわたっていた風が嘘のように静かになっていました。
朝食の後、水の補給を行い、AM8:30三机出港しました。
港外も穏やかでPM12:00佐田岬沖を回航。
私にとって初めて宇和海に入る瞬間です。
岬を西側沖から眺めると大きなほら穴が見えており、戦前の砲台跡に見えました。後で八幡浜で聞いたところいろいろ教えられまして、やはり砲台跡でした(写真の赤丸)。
岬回航後急に北風が強まり、周りは白波ばかりになって、スプレーをかぶりながらPM16:30やっと八幡浜に入港できました。
港内に「みなとオアシス」の設備が出来つつありまして、その近くの新しい岸壁に横付けが出来、ホッと一息です。
本日日曜日のため入港手続きは明日にしすることとし、銭湯に出かけゆっくり休みました。
5月23日
入港手続きのため市役所の港湾化へ行きました。
入港後に係留した場所位はまだ工事中とのことであり、公共岸壁に移動するよう指示されました。そこは運送会社などが入ったビルの前で、昼間は顔のそばを大型トラックやホークリフトが走り回っており、コックピットでのんびりしているのは申し分けないような気になります。
なお、ここのみなとオアシスは完成してもレジャーボートの利用は考えていないそうでまことに残念です。どうにかなりませんかネ~ ・・・ 陸の役人には困ったものです(内緒です)。
しかし今日明日は大雨との予報ですから、雨除けのオーニングをかけて、外の作業員や運転手さんの視線をカットしました。
昼前に地元ヨットクラブの会長さんがお見えになりご挨拶を受けました。午後にはいつもお世話になっているアマチュア無線のメンバーが訪ねてこられ、しばらく情報交換を行いました。
明日も天気も回復しそうにないなので、傘でコインランドリーまで約10分、銭湯の隣まで出かけます。
(佐田岬西方面より)
(佐田岬回航中)
(八幡浜公共岸壁)
2011年5月25日
四国一周クルージングの旅 秋津洲便り
2011年5月25日(水) 秋津洲Ⅱ様
5月20日
今日は早出し、AM6:00 出港
四国佐田岬にある三机港に向かいます。
干潮のため見上げる岸壁からもやいを外し、湾内は少し逆潮ですが我慢し、平群島東端に向けて出発しました。約1.5時間で伊予灘に出ました。
本線航路はそれなりに大型船も走っていましたが、特に大したこともなく横切れました。
目的地三机は東隣に四国電力の伊方原子力発電所があり、さらに背後の佐田岬の山の上に、50k基以上の大型風力発電機の風車がまわり、風車の群れはなかなかの景観を見せています。
PM13:00 三机港外到着。
いきなり山からの吹き下ろしを思わせる南風が吹きだし、港内も同じで10m以上の風が吹きわたっていました。
港奥の岸壁に強硬着岸し、居合わせた漁師さんに聞いたところ空きスペースとわかり、ホッとしてもやいとフェンダーを強風モードにやり変えました。
ここでは2日間、風待ちになりました。
(三机港)
(佐田岬風車群)
2011年5月25日
四国一周クルージングの旅 秋津洲便り
2011年5月25日(水) 秋津洲Ⅱ様
5月18日
やっと重い腰を上げました。
今日は倉橋島に向かいます。
AM8:45 まる4日居すわった宮浦を出港、逆潮をおして大下瀬戸に向かいます。
風なし、機走で港内5Knでしたが、港外では3Nt以下になり、3時間かけて大下瀬戸をぬけ、安芸灘に入りました。
お天気はよくて何事もなく、広島湾に入り無事PM15:45に倉橋島海の駅桟橋に着岸しました。
明日はあこがれの沖家室島です。
5月19日
AM10:00 やや逆潮の中、倉橋島出港
AM11:15 怒和島水道を抜け、沖家室島へ・・・
沖ノ家室島は以前から名前の響きだけで一度は行ってみたいと思っていた島です。
PM13:00 沖家室島大橋の下に到着、港内に入ってみましたが、非常に狭くてまた推進もぎりぎりで、近くにいた漁師さんからも
「まだまだ潮が引くので、渓流は無理だろう。橋をくぐって向かいの地家室島の知り合いににTELをいれて頼んでやるからそちらにまわれ」といわれ、高さ不明(資料不足)の沖家室大橋を恐る恐るくぐりました。
橋の真下は思ったより高く、無事地家室港に入りました。
先ほどの漁師さんが連絡してくれたと思われる人が岸壁に出迎えてくれましたが、港内はさらにせまくて浅く、水がとてもきれいで底は丸見え状態で、海藻をかき分けながらデッドスローで岸壁に近づきましたが、出迎えの人に
「着岸はあきらめます。ありがとうございました。」とあいさつして、さっさとUターンして港外に退避ました。
本日の目的港を約6NM先の屋代島(周防大島)の安下庄に変更しました。
PM14:30 東安下庄港入航しましたが、適当な岸壁は見当たらず、大きめの漁船の横が少し開いていたので、その漁師さんに係留するように指示されました。ただし横付けはだめで、今航海初めてのアンカリングで槍付けとなりました。
大潮の時期で干満の差は3m以上もあり、上陸は大変そうでした。隣の漁師さんの作業用ポンツーンを使って乗り降りが出来ましたので、やや安心でしたが、陸上偵察機の揚陸はあきらめました。
本日は約2Kmを散歩を兼ねて、町営温泉に出かけ、夕食もそこですませて帰艇しました。温泉での潤滑油補給も2Kmの歩きで完全燃焼してしまいました。
いよいよ明日は四国佐田岬向けになります。
(倉橋島)
(家室大橋)
(沖家室島)
(東安下庄)
2011年5月16日
釣果情報 足摺沖 カツオ
2011年5月16日(月) グランパス様 釣果情報
ゴールデンウィーク中に土佐清水へ
釣果は、かつお2匹、1m以上のブリ2匹、4kgのメジマグロ1匹、20kgのキハダマグロ1匹でした。
特に、20kgのキハダマグロは、土佐まで遠征して行って苦労して釣った甲斐があって最高です。
2011年5月16日
四国一周クルージングの旅 秋津洲便り
2011年5月16日(月) 秋津洲Ⅱ様
5月14日
昨日出港予定でしたが、西風が強くて出港取りやめ。
14日もあまり変わりませんが、そろそろ弓削は長滞在になりましたので、思い切ってAM9:00出港しました。
島の間のせまい水道は潮流と風が反対になり、特に三回目下をくぐる多々良大橋の手前ではひどい三角波で苦労させられました。
PM12:00、大三島港前では2~3mの波高で、しかも秋津洲Ⅱの長さと同じくらの波長の波に遭い、どうしたらこんな波が出来るのかと不思議でした。
今航海最悪の波にもまれましたが、PM13:00無事3回目の大三島宮浦に入港できました。
港内には大崎上島(大三島西側2~3NM)から来た櫂伝馬にであいました。
14丁の櫂(片舷7丁)で、太鼓で調子をとり約4Kt位出せるそうです。
練習で来たそうですが、悪い波でかなりひどい目にあったそうですが、追い風で比較的短時間で着いたそうです。
航海中の写真はありませんが、櫂伝馬の写真を送ります。
(櫂伝馬)
5月15日
今日は大三島探検日です。
宮浦の反対側、井ノ口港の偵察に出ます。
陸上偵察機1号にチャリNAVIを装着してAM8:00出発、途中標高約80mの峠を越え、AM8:45井ノ口港に到着しました。
井ノ口港からは定期航路が廃止となり、フェリー桟橋には「夜間の漁獲禁止」の張り紙がありました。
緊急の借停泊なら1~2日はOKの様です。
調子に乗っていつも下をくぐっている多々良大橋がまじかに見えるので上からの眺めを見てやろうとしまなみ海道サイクリングロードを通り、橋の上に出ました。
昨日のひどかった航路は本日はいつもの穏やかな海でした。
橋の真ん中から引き返し、途中ガードレールを乗り越えて展望台に上がり、いつも下から見上げている橋を上から眺めてきました。
途中の標高80mの峠と橋の中央、標高約50m、展望台約70mと、14インチホイルの陸上偵察機のペダルをこぎましたのでエンジンが焼き付き寸前になりましたが、帰りの峠登り口でコンビニを見つけ、潤滑油(缶ビール)を補給した後、偵察機はほとんど押して帰ってきました。
今夜は海水温泉で慰労会をします。
(しまなみ海道サイクリングロード)
(多々良大橋上)
(多々良大橋を見下ろす)
(陸上偵察機とチャリNAVI)
2011年5月14日
四国一周クルージングの旅 秋津洲便り
2011年5月14日(土) 秋津洲Ⅱ様
5月8日~5月12日
弓削湾内ひきこもり中
新メンバー1名乗り込みのため9日まで湾内待機です。
船内片づけや買い物、因島探検で9日までぐうたらすごしているうちに天候が悪化し、
10日雨、11日~12日雨と霧に見舞われました。
11日は因島訪問後、帰りのフェリーは霧で欠航するかどうかかなり時間をかけて検討会が開かれていました。
そのうち少し霧が晴れたため、運航されることになり、無事弓削に帰ることができました。
なお、その後はすべて欠航でした。
12日も夜中も雨音が激しく、朝になっても降ったりやんだりの繰り返しです。
来島海峡は今日も大型船、危険物搭載船、超長大物洩引船の入航が禁止されており、また役場の放送では付近の連絡船やフェリーの欠航を知らせています。
島の反対側からは大型船の霧笛がひっきりなしに聞こえており、国際VHFの傍受では、どなり声も交じって、なかなか緊張感が漂っています。
13日は2回目の大三島を目指します。
(弓削湾内)
2011年5月12日
四国一周クルージングの旅 秋津洲便り
2011年5月12日(木) 秋津洲Ⅱ様
5月7日 尾道~弓削(二度目)
08:00 尾道出港。今日は久しぶりのシングルハンドです。
東流れの最後で東に向かい、常石ー尾道間のフェリーに航路を譲り、ゆっくりと尾道大橋(何本目の橋か忘れてしまいました)の下へ、付近は流し網と思われるブイが多く、なかなか緊張しました。揚げ網中の漁船が数隻みられ、網の角度を確認しながら出来るだけ遠回りを し、無事尾道水道を通過し、弓削島へ。
08:30の転流を過ぎ、付近の流れは、海図の表示では0.6Kt前後ですがGPSの表示では1Kt以上下がっており今航海初の逆潮航行となりました。
途中下をくぐりませんが因島大橋を眺めながら弓削に向かます。いつもは因島と弓削島の間を通るのですが、今回は弓削大橋をくぐるため、弓削島を時計回りして南の水道を通ることにしました。
弓削島の東側、南側は定置網が多く、特に東南側、豊島の間は高密度に入っており、保安庁の巡視艇も大回りしていました。
弓削島南端にも網が多く、さらに釣り船がたたくさん集まっており、ここも大回りをして弓削大橋をくぐり、12:00今航海2度目の弓削入港でした。
本日は2本の橋をくぐりました。
(尾道大橋)
(因島大橋)
(弓削大橋)
2011年5月12日
四国一周クルージングの旅 秋津洲便り
2011年5月12日(木) 秋津洲Ⅱ様
5月5日 大三島宮浦~尾道
民宿で朝食を済ませて宮浦港出港。港外はこの海域の上げ潮時で尾道まで約18NMは連れ潮となり、尾道瀬戸の転流時に着桟出来るようエンジンの回転数を控えめにしながら走りましたが、結構スピードが上がり、大久野島南を昨日とは反対方向に過ぎ、三原港沖から尾道瀬戸に。
結局転流の1時間前、11:30東に流れる中、新しくできたくし型のポンツーンに無事着桟しました。ここでも訪問艇でほぼ満杯でした。
今日は橋の通過はありません。
ここでゲストは下船しますので、お別れは尾道ラーメンで済ませることにし、街に出ました。連休中で街中は観光客であふれ、ラーメンの有名店では
長蛇の行列で、やや???な行列の短いところを選んで、やっと尾道ラーメンにありつけました。ラーメンの味については報告を控えます。
5月6日 尾道観光
朝から向島へ一番近くのフェーリで渡り、島の大通りを西に。途中喫茶店でモーニングサービスで補給を済ませ、尾道駅に一番近いフェリーでもどりました。
次いでJR駅裏からあちらこちら自転車で尾道市街を偵察し、商店街からロープウエイで千光寺公園へ。下りは時間をかけて歩きにし、港近くのお好み焼きで
昼飯を済ませました。
連休の中日ですが、観光客も結構多く、どこともにぎやかな風景でした。
夕方姫路から、仲間1人が合流したいとの連絡があり、9日昼に尾道着予定を知らせてきました。
尾道の海の駅の利用料はやや高額の部類なので、合流はおなじみの弓削港と決めました。
明日7日は弓削に向かいます。
(尾道海の駅)
2011年5月 7日
四国一周クルージングの旅 秋津洲便り
2011年5月7日(土) 秋津洲Ⅱ様
5月2日深夜、3日2:00 姫路からレース艇のメンバーが陸路車で、連休利用の大三島観光目的で来艇、時間はずれの酒宴となりました。
5月3日、レース艇メンバー参加により秋津洲Ⅱは久しぶりにフルメンバーとなり、大三島一回りとなりました。
7:00宮浦出港、反時計回りで大下瀬戸に向かい、小生未経験の鼻栗瀬戸に向かいました。
10:00鼻栗瀬戸通峡、今航海4本目の橋の名前は大三島橋でした。
しまなみ海道全通前は、ここは今治から芸予諸島や本土の三原や尾道を結ぶ幹線航路で、高速船、渡し船、フェリー、水中翼船がひっきりなしに通っており、水道はおれまがって見通しは利かず、潮流も速かったので恐ろしくていtも隣の船折れの瀬戸を通っていました。
今回はフルメンバーでもあり、ここを通る航路は全滅した模様なので気にしながら入ってみましたが、全く他の船には出会わずすんなり通峡出来ました。
鼻栗通峡後は5月2日後半と同じ航路をたどり、5本目の橋多々良大橋(2度目)をくぐって、時間に余裕があったので大三島の向かい側、大崎上島の木江港の偵察に向かいました。
港内に適当な停泊場所も見つからず、港奥、漁協裏の古い浮桟橋に借り付けしましたが、ゲートがあり、鍵がかかっていたため上陸を断念し、宮浦に戻りました。
帰港後は前日と同じ風呂を済ませ、今航海初、料亭で魚料理を満喫し、1日が終わりました。
(鼻栗初通峡)
(鼻栗瀬戸)
(2度目の多々良大橋)