2011年5月16日
四国一周クルージングの旅 秋津洲便り
2011年5月16日(月) 秋津洲Ⅱ様
5月14日
昨日出港予定でしたが、西風が強くて出港取りやめ。
14日もあまり変わりませんが、そろそろ弓削は長滞在になりましたので、思い切ってAM9:00出港しました。
島の間のせまい水道は潮流と風が反対になり、特に三回目下をくぐる多々良大橋の手前ではひどい三角波で苦労させられました。
PM12:00、大三島港前では2~3mの波高で、しかも秋津洲Ⅱの長さと同じくらの波長の波に遭い、どうしたらこんな波が出来るのかと不思議でした。
今航海最悪の波にもまれましたが、PM13:00無事3回目の大三島宮浦に入港できました。
港内には大崎上島(大三島西側2~3NM)から来た櫂伝馬にであいました。
14丁の櫂(片舷7丁)で、太鼓で調子をとり約4Kt位出せるそうです。
練習で来たそうですが、悪い波でかなりひどい目にあったそうですが、追い風で比較的短時間で着いたそうです。
航海中の写真はありませんが、櫂伝馬の写真を送ります。
(櫂伝馬)
5月15日
今日は大三島探検日です。
宮浦の反対側、井ノ口港の偵察に出ます。
陸上偵察機1号にチャリNAVIを装着してAM8:00出発、途中標高約80mの峠を越え、AM8:45井ノ口港に到着しました。
井ノ口港からは定期航路が廃止となり、フェリー桟橋には「夜間の漁獲禁止」の張り紙がありました。
緊急の借停泊なら1~2日はOKの様です。
調子に乗っていつも下をくぐっている多々良大橋がまじかに見えるので上からの眺めを見てやろうとしまなみ海道サイクリングロードを通り、橋の上に出ました。
昨日のひどかった航路は本日はいつもの穏やかな海でした。
橋の真ん中から引き返し、途中ガードレールを乗り越えて展望台に上がり、いつも下から見上げている橋を上から眺めてきました。
途中の標高80mの峠と橋の中央、標高約50m、展望台約70mと、14インチホイルの陸上偵察機のペダルをこぎましたのでエンジンが焼き付き寸前になりましたが、帰りの峠登り口でコンビニを見つけ、潤滑油(缶ビール)を補給した後、偵察機はほとんど押して帰ってきました。
今夜は海水温泉で慰労会をします。
(しまなみ海道サイクリングロード)
(多々良大橋上)
(多々良大橋を見下ろす)
(陸上偵察機とチャリNAVI)