2011年5月25日
四国一周クルージングの旅 秋津洲便り
2011年5月25日(水) 秋津洲Ⅱ様
5月18日
やっと重い腰を上げました。
今日は倉橋島に向かいます。
AM8:45 まる4日居すわった宮浦を出港、逆潮をおして大下瀬戸に向かいます。
風なし、機走で港内5Knでしたが、港外では3Nt以下になり、3時間かけて大下瀬戸をぬけ、安芸灘に入りました。
お天気はよくて何事もなく、広島湾に入り無事PM15:45に倉橋島海の駅桟橋に着岸しました。
明日はあこがれの沖家室島です。
5月19日
AM10:00 やや逆潮の中、倉橋島出港
AM11:15 怒和島水道を抜け、沖家室島へ・・・
沖ノ家室島は以前から名前の響きだけで一度は行ってみたいと思っていた島です。
PM13:00 沖家室島大橋の下に到着、港内に入ってみましたが、非常に狭くてまた推進もぎりぎりで、近くにいた漁師さんからも
「まだまだ潮が引くので、渓流は無理だろう。橋をくぐって向かいの地家室島の知り合いににTELをいれて頼んでやるからそちらにまわれ」といわれ、高さ不明(資料不足)の沖家室大橋を恐る恐るくぐりました。
橋の真下は思ったより高く、無事地家室港に入りました。
先ほどの漁師さんが連絡してくれたと思われる人が岸壁に出迎えてくれましたが、港内はさらにせまくて浅く、水がとてもきれいで底は丸見え状態で、海藻をかき分けながらデッドスローで岸壁に近づきましたが、出迎えの人に
「着岸はあきらめます。ありがとうございました。」とあいさつして、さっさとUターンして港外に退避ました。
本日の目的港を約6NM先の屋代島(周防大島)の安下庄に変更しました。
PM14:30 東安下庄港入航しましたが、適当な岸壁は見当たらず、大きめの漁船の横が少し開いていたので、その漁師さんに係留するように指示されました。ただし横付けはだめで、今航海初めてのアンカリングで槍付けとなりました。
大潮の時期で干満の差は3m以上もあり、上陸は大変そうでした。隣の漁師さんの作業用ポンツーンを使って乗り降りが出来ましたので、やや安心でしたが、陸上偵察機の揚陸はあきらめました。
本日は約2Kmを散歩を兼ねて、町営温泉に出かけ、夕食もそこですませて帰艇しました。温泉での潤滑油補給も2Kmの歩きで完全燃焼してしまいました。
いよいよ明日は四国佐田岬向けになります。
(倉橋島)
(家室大橋)
(沖家室島)
(東安下庄)