2011年6月16日
四国一周クルージングの旅 秋津洲便り
2011年6月16日(木)秋津洲Ⅱ
6月15日 小松島~小豆島・草壁
次航の鳴門の潮時がやや中途半端なので、1日余分に小松島泊まりとし、15日早朝出港に決め、14日は燃料補給と給水を早めに済ませて早寝としました。
15日朝、4:00起床予定が気が付くと5:00.
仕方なく出港準備をし、5:30出港しました。
秋津洲Ⅱ世の隣の岸壁に係留している大型の巡視船「びざん」のマスト灯が消えていましたので秋津洲Ⅱ世も航海灯は省略です。
鳴門転流は7:53、約2.5時間しかなくなってしまいましたが連れ潮でもありますので、エンジンにも頑張ってもらって大急ぎで鳴門大橋を目指しました。
途中、数隻の底引き網漁の漁船と出会いましたが、見合い関係にはならず、すんなりと小鳴門前まで来ました。
この辺には多くの一本釣り漁船が多くいて、さらに橋近くでははえ縄漁もやっており、さらに内航船の通過も多くて、最短距離を狙ったのですが、淡路島側に寄せて行儀よく右側通行を守って最終的に7:50に橋下に到着できました。
橋下通過後からしばらくは潮加減が悪く、いつも通り大きく左右に振り回され、左右の大舵でみっともない状態でしたが、8:00やっと穏やかな海面に抜ける出ることが出来ました。
ここから網干まで約32海里ですが、まだ少し帰りたくない気持ちになりましたので、四国めぐりの付録として小豆島にも立ち寄ることとし、約21海里先の草壁を目的地に決めました。
さすがに播磨灘南部でこれまでにない漁船の多さに、改めてびっくりしました。
小豆島大角鼻に近づくと巨大船が2隻停泊し、さらに大きな自動車運搬船が坂手前で投錨をはじめました。VHF16CHを聞いていますと、水島航路あたりまでこませ網のため航路が封鎖状態とのことで、足止めになっているようです。
小型の内航船などは普通に行き来していましたが、この時期、霧もあって巨大船や不案内な船には厳しいものです。
巨大船が投錨中にその横をすり抜け、内海湾に滑り込み、13:30草壁の高速艇乗り場反対側に接岸しました。
明日からまた天気が悪くなりそうで、ここでまた雨宿りになりそうです。
(小松島港南側は巡視船「びざん」)
(大鳴門橋下)
(デッキでのチャートワーク 鳴門通峡)
(大鳴門橋全景 播磨灘側より)