2016/06/20 天気曇り
姫路市在住、会社員の私。
ついに念願の2級船舶免許取得に向けて、実技講習に行って参りました。
ヤマハ藤田ボート免許教室の中でも、1日で免許の取得が可能な「プレミアム1日コース」の受講ができる『姫路教室』の様子を体験談としてレポートします。
これから実技講習を受ける方に、少しでもイメージをつかんでいただければ嬉しいです。
2級小型船舶操縦士免許 取得コースはこちら
本来の「プレミアム1日コース」は学科をe-ラーニング&テキストで自習した後、1日だけ『姫路教室』に行きます。
そこで実技講習(午前半日)と船舶免許試験(午後半日)を受けるのです。
しかし、私は残念ながら予定が合わず...
午後からの実技講習のみに参加させてもらいました。
マリーナ併設のカフェ「marica」に入ると、正面に講習会場への案内が...
着いたのは午後2時でしたので、1日コースの方は船舶免許試験の真っただ中。
こちらの会場では、『プレミアム1日コース』のお二人が学科試験を実施されていらっしゃいました。
私はと言えば...別の部屋で説明いただいていたのですが...
うっかりサンダルを履いて来てしまいました...
実技講習はサンダルでも受講可能ですが、船舶免許の実技試験はスニーカーやデッキシューズなど滑りにくく、踵のある履物でないといけません。クロックスもNGです。
勿論、免許センターから、同様の案内がありますので、皆さんは注意してくださいね!
ちなみに、革靴は裏がついていないものはNGで、滑らないものはOKだそうですよ。
さて早速、実技講習に向かっていきます。
右が講習で使う船舶、左が試験で使う船舶です。
同じ型の船舶なので、1日コースなら午前に乗った感覚、そのままに試験に臨めてよいですね。
桟橋も一緒だと、離岸や着岸の感覚もしっかりつかめそうです。
もちろん、2日コースも復習できる、というメリットがあります。
船内に持ち込む物はテキストとロープです。
貴重品は鍵付きのロッカーに預けることができるので安心して海上に出る事ができます。
実技講習が始まるとノンストップなので、暑い日は一緒にペットボトルのお茶など、水分の摂れるものを持ち込んだ方がよいと思います。
防波堤の向こう、外海に出ると、かなり波が高いです。
船が揺れますので、酔い易い方は酔い止めの薬を飲んでから、実技に臨んでもよいかもしれません。
ここでは、興味深かったことをピックアップしていくので、
船舶免許の実技講習、全体の流れを知りたい方は
動画をご覧ください。
ボートに乗る前に、様々な点検の講習を行い、いよいよ操縦です。
下の写真は、姫路教室で実技試験をする際、目印となるランドマークです。
左手に緑の鉄塔、右手に白い灯台があります。
海側へ向かう際、講師の先生から「白い灯台に向けて変針してください」といった指示があります。
実技講習の段階で、こうしたランドマークを抑えておけば、いきなり試験で「え、どこ?」とならずに済んでよいですね。
見つからなかったら、無駄にキョロキョロしたり、緊張してミスしそうです (笑)
講習の場所と試験の場所が同じ、というのは、ものすごくメリットだと思います!
さてさて、車のギアチェンジみたいな下の写真、船舶ですと「リモコンレバー」というそうです。
泊っている時は「中立」という状態になっています。
中立は、車でいうニュートラルとかパーキングっぽいです。
このリモコンレバー、「ガコン」と音を立てて前後に動きます。
前に倒すと前進、下に倒すと後進します。
写真では恐る恐る、前進しているところです。
「親指で押すようにしたらよいですよ!」と先生が教えてくださいました!
じわじわとエンジンの回転数をあげることで、速度もあげていくのですが、意外と重い...
なんとか滑走状態まで持っていくと、波と風をより感じられるようになり、
思わず「私、かっこいいかも!」なんて思ってしまいました。
ちなみに、ハンドルを調子に乗ってずーっと切っていると、狙った方向を行きすぎます。
蛇行運転になりますので、ご注意を!
船体が行きたい方向に動き出したら、早めにハンドルを戻していくのが良いようです。
練習の合間、これから実技試験、というお二人が桟橋にやってきました。
午前中フレンドリーだった教官が、午後の試験では少々厳しく冷たくなるのだとか...
1日コースの方は、午後は緊張感を持って臨みたいですね。
2時間以上、みっちり海の上で過ごし、岸まで戻ってきました!
女性特有の苦手ポイント、エンジン回りの点検やオーバーヒート時の点検など、
特に詳しく教えていただきました。
「ここ、間違いやすいです。」と先に教えていただけると、間違えないように対策ができてありがたかったです。
続いて、ロープワークの実習です。
揺れる船上から戻り、ちょっとホッとしております。
講習会場の向かい側に、ロープワークの看板があります。
結んだ状態と、結び方の名前が一覧になっていて、とってもわかりやすいです。
最後に、教室でまとめです。
どんな操作をするにせよ、必ず「声を出しての安全確認」を行ってから操作にうつります。
これは、試験官に「ちゃんとできてますよ~」とアピールするためでもあります。
私も、つい操作に一生懸命になってしまい、安全確認が疎かになる場面が沢山ありました...
「操縦より安全確認が大事」と講師の先生。
試験官も、操縦はある程度大目に見ても、安全確認ができていないのは論外で厳しくチェックするそうです。
船舶免許試験に受かりたいなら、安全確認が大事!と学びました。
いかがでしょうか?
これから実技講習を受けようとしている方のお役にたてば幸いです。
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