2016年7月18日
実技講習前に覚えておきたい船舶の部位名称・用語8つ
船舶免許の実技講習をこれから受講される方へ。
実技講習の予習、進んでいますか?
もちろん、予習として実技テキストを眺めてから、実技講習に取り組む方が多いですが、
ただ眺めるのではもったいない!
せっかく時間を使って眺めるのなら、実技講習に役立つ、ここは覚えておくと、慌てなくて済む船舶の部位や用語をまとめてみました。
あまり、テキストを読みこんで行かなかった筆者が、「あー、ここは先に知っておきたかった!」と思ったポイントのまとめになります。
反面教師にしてくださいね。
※普段の生活で聞き慣れない、船舶の用語集です。
◆◇◆◇目次◆◇◆◇
船舶の部位
- 船舶外板
- 船外機
- 係留ロープ
- プライマリーポンプ
- スターターモーター
- チルトスイッチ
船舶に関する用語
7.中立
8.避航(ひこう)操船
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
船舶の部位
1.船舶外板
船舶外板は、せんぱくがいはん、と読みます。発航前の点検項目の1つです。
利用例)
『船舶外板を点検してください』
この場合、点検項目が5か所あります。5か所を合わせた言い方が「船舶外板」なのです。
左舷がどちらか?
5か所の内、1か所、言い忘れしやすい'デッキ'が抜けていないか、注意してくださいね。
2.船外機
船外機の事を指して「プロペラ」とも呼ぶようです。
船尾についています。モーターボートで言うところのモーター部分です。
利用例)
『プロペラをあげてください』
もちろん、手でよいしょ、と上げるわけにはいかないので、このような指示を受けたら後述の『チルトスイッチ』を押します。
え、どうやってあげるの、と焦らないで大丈夫です。
3.係留ロープ
係留は、けいりゅう、と読みます。
つなぎとめること、という意味です。
係留ロープは、船を岸につなぐロープのことです。
ロープワークでは、係留のための結び方をメインに学びます。
また、発航前点検では、係留ロープの確認が含まれます。
利用例)
『係留ロープの損傷の有無と係留状態を点検してください』
講師の先生は慣れているので、スラスラ言われますが、最初に聞いた時は呪文かな?と思いました (笑)
大抵、係留が完了すると、ロープの端が余るので、ひっかからないように、くるくると巻いておきます。
ばさっと置かない、こういうところで港の秩序や趣が出るのではないでしょうか?素敵です。
4.プライマリーポンプ
プライマリーポンプはエンジンに燃料を送り込むポンプ部分のことです。
エンジンの点検時に握って確認します。
握ってみて、固いと異常なし、となります。
利用例)
『プレイマリーポンプを点検してください』
5.スターターモーター
6.チルトスイッチ
トラブルシューティングで出ます!
スターターモーターは車でいう、エンジンキー回すところみたいなものです。
チルトスイッチは、2.で触れた『船外機』を上げ下げできます。
利用例)
『チルトスイッチを押してください』
『スターターモーターが回りません。原因として考えられる所を点検してください。』
もし、いきなり押してください、と言われても...どこにあるかわかりませんよね?
勿論、実技講習中は講師の先生がキッチリしっかり、丁寧に教えてくださいます。
が、講習前に'ハンドルの右下くらい'にある、くらいボンヤリと頭に入れておけば、慌てずにすむでしょう。
船舶に関する用語
7.中立
中立は、ちゅうりつ、と読みます。
停泊するときのリモコンレバーの基本状態です。
車で言う、ニュートラルとかパーキングのような感じです。
着岸の時、中立と前進を交互に繰り返して、速度を調整します。
筆者は着眼時に、中立に入れなかったが為に、危うく岸に突っ込みかけました...
利用例)
『レバーを中立にしてください』
前進から中立にしても、慣性の法則で船は進み続けるのでご注意を!
8.避航(ひこう)操船
避航は、ひこう、と読みます。
利用例)
『このような状態の時、避航してください』
操船の際は、ただでさえ一杯いっぱいです。
そんな中で、操船しながら、↑のような指示を受けた筆者は「???」でした。
「ひこう」と聞いて「飛行」とか「非行」とか出てきました (笑)
まさか避ける、とは!
海上ならではのルールを、実践していきます。
いかがでしたか?
少しでもお役にたてば幸いです。
2016年6月20日
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