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実技試験『人命救助』

2016年10月25日

実技試験『人命救助』

こんにちは!ボートライセンスのインストラクター担当のゆっきーなです!

早速ですが、私が担当しているボート免許の実技についてご紹介します!

DSC_0685_R.JPG

まずはボート免許の取得方法をおおまかにご説明します。
ボート免許(小型船舶操縦士免許)は 3種類あります。
   こちらは水上オートバイ専用の免許です。
   (マリンジェット、ジェットスキー、水上バイクなどなど、呼び方は様々です)

   国家試験の内容は 学科試験(筆記40問) と 実技試験(ロープワーク、点検、操縦)
                の2種類です。

   こちらは船舶免許の、いわば普通免許です。
   (総トン数20トン未満の船舶で、海岸から5海里(約9km)航行可能)

   国家試験の内容は 学科試験(筆記50問) と 実技試験(ロープワーク、点検、トラブルシューティング、(基本・応用)操縦)
                の2種類です。

   こちらは船舶免許の最上級免許です。
   (総トン数20トン未満の船舶で、すべての海域(条件あり)で航行可能)

   国家試験の内容は 
           ・2級所持の方は 学科試験(筆記14問) 
           ・2級お持ちでない方は 学科試験(筆記50問+14問) と 実技試験(2級と同じ内容)


今回、ご紹介するのは、この中でも 2級・1級で試験内容となっている、実技試験についてです。

実技試験には、操縦の試験がありますが、その中でも、『人命救助』について簡単にご紹介します。
人命救助は、操縦の中でも、応用操縦にあたります。
DSC_0678_R.JPG
・要救助者に見立てたブイを使用して人命救助を行います。
 ↓《救助ブイ》
DSC_0793_R.JPGDSC_0795_R.JPG・救助に向かう際には、救助する舷(げん)を試験員に伝え、救助準備をしてから救助に向かう。
DSC_0676_R.JPG
・ブイの船内への収容は、ボートフック等を使用して行う。
DSC_0683_R.JPG
・救助失敗とみなされる場合...
   例  ブイを見失った場合
      ブイを行き過ぎて後進で戻って収容した場合
      ブイに激しく接触した場合
      プロペラが回転している状態で収容した場合
   などがあります。

そのため、操縦席を離れ、収容へ向かう際には、リモコンレバーを中立(ニュートラルにする)位置の確認が重要です!
DSC_0677_R.JPG
普段は怒らない私も、この時だけは口酸っぱく「中立の確認ー!!」と厳しくなってしまいます。(笑)

他にも、難しい操縦の項目もありますが、しっかり何度も練習して、試験に自信を持って臨みましょう!!


今回は 船舶免許の実技試験の中の『人命救助』という、ほんの一部をご紹介しましたが、ほかにも色々と試験では出題されますので、随時発信していきます!

ご不明な点は気軽にお尋ねくださいませ。

              

プロフィール

ニックネーム:brizo marine staff

モーターボートを操縦してみたい!自由に海で釣りを楽しみたい! マリンスポーツに挑戦したい!などなど 海やボートを限りなく身近に楽しめる情報をお届けして行きます。
皆様にとって海と船とがより親しみのあるものとなることを願っております。
ヤマハ藤田の公式(オフィシャル)ブログページです。

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