2016年11月10日
海での注意点
みなさんこんにちは!
免許課のゆっきーなです!
本日は、クルージングや遊びに行った際に発見した注意ポイント等をご紹介します。
まずはこちら
写真中央右側に大型船がいます。
航行中はこういった大型船にでくわすこともしばしば。
大型船は見た目以上にスピードが出ているため、大型船の前を通過しようとしても衝突してしまう恐れがあります。
写真の大型船はイカリを下していたため、動いてはいませんでしたが、大型船は特に
動いている(速さ) / 止まっている / 前方が見えている(向かってきている) / 後方が見えている(通り過ぎた後)
の判断が初心者はつきにくいので、十分に注意が必要です。
続いてはこちら
こちらは一般的な漁船ですが、こちらにも注意!
写真の漁船は漁具(網等の仕掛け)を上げて航行中。
そのため、見た目は漁船でも、動力船扱いとなります。(写真の位置関係では、自船が避航船、相手船が保持船です)
それはみなさんご存知だと思いますが、さらに知っておかないといけないことは、動力船となった漁船は特に注意!
講習では習いませんが、漁船が漁具を上げて航行している時、大体の船がかなりのスピードで移動しています。その中でも横切り船の航法を取らず航行する船もあるということ。
学科講習で習う知識はもちろん常識として知っておかなければいけませんが、実際の海に出てみないとわからないこともたくさんあります。
そして続いてこちら
なんの変哲もない島の写真ですが、
この時期、約半年にわたって「のり」と「わかめ」などの養殖のため、網がいたるところに設置されています。
設置場所と、実際の写真です。
養殖中のブイ(目印の浮き)の中へ入らないよう、注意する必要があります。
また、
講習・試験を受けた方はご存知だと思いますが、学科テキストにこんなページがあります。
どちらも浮標式の説明で使う教材ですが、実際の海で見つけました!
これは右舷標識(うげんひょうしき)
入港するとき、標識の右側に岩礁、浅瀬、沈船等の障害物があることを示す。標識の左側に可航水域があることを示す。標識を右げんに見て入港する。航路の右端を示す。
これは特殊標識(とくしゅひょうしき)
標識の位置が工事区域等の特殊な区域の境界であることを示す。標識の位置又は、その付近に海洋観測施設があることを示す。
これは南方位標識(みなみほういひょうしき)
標識の南側に可航水域があること、標識の北側に障害物があることを示す。
標識の南側に航路の出入口・屈曲点・分岐点又は合流点がある。
標識の北側に可航水域があること、標識の南側に障害物があることを示す。
標識の北側に航路の出入口・屈曲点・分岐点又は合流点がある。
学科で習う際は平面で身の回りにもないため、親近感がわきませんが、実際に海へ出るとこんなにたくさん!
免許取得後、どんな標識がどんなところにあるか、冒険に出てもおもしろいかもしれません^^♪
海は楽しいことばかりですが、周りの状況もしっかり見て、事故のないよう、楽しみましょう!